M&A NEWS

2026/01/26

豆蔵<202A>、スウェーデンの投資ファンドEQTによるTOBで上場廃止

ロボティクスを中核事業とする豆蔵は、導入障壁の高さや人材不足などの構造的課題から、単独での事業展開には限界があるとして、スウェーデンの投資ファンドEQT AB(ストックホルム)によるTOB(株式公開買い付け)を受け入れる。TOB成立後、同社は東証グロース市場への上場が廃止となる。

一方、EQTはベネッセホールディングスやフジテックなど、ITサービスとソフトウェア企業に投資しており、デジタルやDX(デジタルトランスフォーメーション)、AI(人工知能)、ロボティクス、クラウドを融合させたデジタルエンジニアリングを手がける豆蔵に注目。株式非公開化によって中長期視点での経営改革や成長投資を推進する。

買付主体はEQT傘下で特別目的会社のRoodhalsgans 1(東京都港区)。買付価格は1株につき 3551円。TOB公表前日の終値4070円に対して12.75%のディスカウントとした。

買付予定数は563万7700株で下限は設定しない。TOBによる買付代金は約200億円。買付期間は2026年1月26日~3月10日までの30営業日。決済の開始日は3月17日。公開買付代理人は野村証券。

豆蔵はTOBに賛同し、TOBに応募するかどうかは株主の判断に委ねることを決めた。豆蔵の株式65.94%を保有するM&I(東京都千代田区)はTOBに応募せず、成立後にRoodhalsgans 1がM&Iを完全子会社化し、豆蔵の全株式を実質的に保有する。第2段階となるM&I保有株式1091万2500株の買付代金は約387億円で、TOBを合わせた取得総額は約587億円。

M&Iは国内PE(プライベートエクイティ)ファンドのインテグラルや創業家が株主。

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