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三谷産業は23日、子会社のミライ化成（長野県千曲市）を通じて、共立化学（長野県松本市）の自己株式を除く全株式を取得し子会社化したと発表した。2024年7月1日付でミライ化成が存続会社となり、共立化学を吸収合併する。三谷産業は長野県北部・南部が主な商圏で、同県中部で事業を展開する共立化学を傘下に収め、新たなマーケットの開拓や配送作業などの効率化による工数削減の実現を狙う。取得価額は非公表。

ミライ化成は1998年に設立。半導体や情報機器、精密機械、化学、食品加工などの業界向けに工業薬品、電子材料、食品材料、食品添加物などを販売。共立化学は1970年設立で、半導体や情報機器業界向けに工業薬品、電子材料などを販売する。