M&A NEWS

2011/02/22

双日<2768>、さくらインターネット<3778>をTOBにより子会社化へ

双日は、さくらインターネットをTOB(株式公開買い付け)により子会社化すると発表した。双日は現在、さくらインターネットの株式29.31%を所有する筆頭株主で、TOBにより所有割合を40.29%に高める。さくらインターネットの代表取締役社長の田中邦裕氏の資産管理会社である田中邦裕事務所(所有割合10.75%)が双日と同一の議決権を行使することで合意しているため、実質支配基準により子会社となる。

双日はさくらインターネットが手がけるデータセンター事業がITアウトソーシング分野では不可欠と考え、2008年1月に持ち分法適用関連会社化した。子会社化により、人的資源の相互活用や海外展開の共同推進、競争力強化を進める。

買付価格は1株あたり23万円で、公表前営業日の終値17万7800円に対して29.36%のプレミアムを加えた。買付予定数は4764株で、買付価額は10億9500万円。買付期間は2月23日から3月23日まで。決済の開始日は3月30日。

関連情報

M&A案件情報「SMART」SMART

譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。