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不動産投資のザイマックスグループ（東京都港区）は、REIT（上場不動産投資信託）事業を名古屋鉄道傘下の名鉄都市開発（名古屋市）と共同運営に変更する。名鉄グループでは中期経営計画で、不動産回転型ビジネスへの本格的な参入を掲げており、ザイマックスと連携して中部圏を中心とした再開発を進める。

ザイマックス・リート投資法人はオフィスや商業施設、ホテルが主な投資先で、資産規模は18物件438億円（2025年7月時点）。名鉄都市開発が共同スポンサーとなることで、資産規模の拡大とポートフォリオの質の向上を見込んでいる。

ザイマックス・リート投資法人の資産運用会社であるザイマックス不動産投資顧問（東京都港区）は、資産運用業務を会社分割によりザイマックスアセットマネジメント（東京都港区）に移管したうえで、同社の株式51％を名鉄都市開発に譲渡する。ザイマックスグループは引き続き49％を出資する。

譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2025年10月1日。ザイマックスアセットマネジメントは「名鉄・ザイマックスアセットマネジメント」への社名変更を予定している。