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基礎工事用コンクリートパイルメーカーのアジアパイルホールディングスは、2021年に発生したミャンマーのクーデターに伴う混乱が長期化しているため、ミャンマーの事業子会社VJP Co., Ltd.（ティラワ経済特区）を現地合弁パートナーに譲渡することにした。VJPは事業活動の実質停止状態が長期化し、正常化のめども立たないと判断した。VJPは売上高1150万円、営業利益△4450万円、純資産2億4400万円（2025年3月期）。譲渡先はコンクリートパイル製造のMyanmar V-Pile Co., Ltd.（ヤンゴン）。

譲渡価額は非公表。VJPの全保有株式60％を譲渡する。

譲渡にはティラワ経済特区管理委員会の正式承認が必要で、譲渡予定日は未確定。アジアパイルは2025年3月期決算で特別損失として事業撤退損4億9500万円を計上する予定。