M&Aニュース
M&A NEWS
2025/03/06
セブン&アイ・ホールディングス<3382>、スーパー事業などを米投資ファンドのベインキャピタルに譲渡
セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニエンスストア事業に経営資源を集中させるため、業績不振が続くイトーヨーカ堂などの非中核事業を傘下に置く中間持ち株会社のヨーク・ホールディングス(東京都千代田区)を米投資ファンドのベインキャピタルに売却する。
ベインが設立する買収目的会社に対し、セブンが35.07%、創業家が4.93%を再出資することになっており、ベインの保有割合は最終的に60%となる。ヨーク・HDは昨年10月に設立し、イトーヨーカ堂、ヨークベニマル、ロフト、赤ちゃん本舗など、スーパー・専門店・その他事業の31社を束ねる。
セブンはカナダの小売大手、アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けている。対抗策として、創業家主導でMBO(経営陣が参加する買収)を通じた株式の非公開化を模索したが、資金調達のめどが立たず、これを断念。収益源のコンビニ事業に専念し、単独での成長路線を目指す。
ベインへの譲渡価額は8147億円を見込む。一連の取引は2025年9月1日に完了させる予定。
関連情報
M&A案件情報「SMART」SMART
譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。
ご成約インタビューINTERVIEW
-
INTERVIEW No.125
想いを繋ぐバトン
オンリーワン技術が織りなすTakeda Worksと櫻製作所の未来- #後継者不在
- #事業拡大
- #従業員雇用
- #老舗
- #製造業
-
INTERVIEW No.124
震災を乗り越え、地域医療を未来へ繋ぐ
~医療法人財団愛生会 浜野介護医療院の事業承継~- #後継者不在
- #地方創生
- #戦略的M&A
- #従業員雇用
- #介護・医療