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2025/02/04
テクノスジャパン<3666>、アント・キャピタル・パートナーズ系の投資会社によるTOBで上場廃止へ
ITコンサルティングやシステム開発を手がけるテクノスジャパンは、国内投資ファンドのアント・キャピタル・パートナーズ(東京都千代田区)系の投資会社によるTOB(株式公開買い付け)を受け入れて、株式を非公開化する。製造業や小売業、サービス業などさまざまな業種・業態へのバイアウト投資を手がけるアント・キャピタル・パートナーズの傘下に入り、中長期の成長に向けた人材育成やグローバル経営体制構築に向けた組織基盤の強化を進める。買付代金は約223億円。
買付の主体となるのはアント・キャピタル系の投資会社が設立したシー・シックス・エイト(東京都千代田区)。買付価格は1株あたり1155円で、公表前営業日の終値に対して38.99%のプレミアムを加えた。テクノスジャパンはTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨している。TOBが成立すれば、テクノスジャパンの東証スタンダード市場への上場は廃止となる見通し。
買付予定数は1933万8865株で、下限は所有割合66.67%にあたる1289万2500株。買付期間は2025年2月5日から3月21日までの30営業日。決済の開始日は3月28日。公開買付代理人は大和証券。
テクノスジャパンは流通株式時価総額(2023年3月末時点)が95億円で、東証プライム市場の上場維持基準である100億円を下回っていた。2023年10月に東証スタンダード市場に移行することで上場維持基準未達のリスクは回避したものの、長期的な視点を持って企業価値を向上させるには株式を非公開化して経営体制を再構築することが最善と判断した。
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