M&A NEWS

2024/04/26

日本リビング保証<7320>、メディアシーク<4824>と11月に経営統合へ

日本リビング保証とメディアシークは26日、経営統合することで基本合意したと発表した。日本リビング保証が株式交換の手続きでメディアシークを11月1日付で完全子会社化する。日本リビング保証が持つ保証・金融・BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)機能と、メディアシークが強みとするSI(システム構築・運用)受託やデジタルコンテンツ開発の機能を掛け合わせ、より幅広い顧客企業のビジネスを支援する体制を目指す。経営統合に合わせ、日本リビング保証は社名変更を検討する。株式交換比率は今後詰める。

日本リビング保証は住宅設備機器や太陽光発電システムに関する保証業務を主力とし、ここへきてSaaS(サービスとしてのソフトウエア)事業、AI(人工知能)などを活用して金融サービスを提供するフィンテック事業にも着手している。一方、メディアシークはSI事業を軸に、法人向けシステムコンサルティングや画像解析・AI、教育・ヘルスケア・エンターテインメント領域のオンラインサービス開発などを手がける。

日本リビング保証とメディアシークは現在、東証グロース市場に上場する。統合新会社となる日本リビング保証は今後、東証プライム市場への移行を視野に入れる。

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