M&A NEWS

2024/03/15

ネクスグループ<6634>、イラストなど作品制作依頼サービスのスケブを子会社化 同時にシークエッジ・ジャパン・ホールディングス傘下に

ネクスグループは、クリエイターにイラストなどの作品制作を依頼できるコミッションプラットフォーム「Skeb」を運営するスケブ(東京都港区。売上高2億2200万円、営業利益4300万円、純資産4000万円)を株式交換により子会社化することを決めた。この株式交換で、スケブを傘下に持つシークエッジ・ジャパン・ホールディングス(大阪府岸和田市)が間接所有分を含めネクスグループの株式60.46%を所有することになり、ネクスグループは同社の傘下に入る。

Skebは2018年にスタートしたサービスで2024年3月現在、17万人のクリエイターを含め、ファンであるクライアントなど総登録者数は315万人、月間取引高は6億円を超えているという。新たな決済手段として、ブロックチェーン(分散型台帳)を利用したトークンSkeb Coinの取り扱いなども予定している。一方、ネクスグループは、既存のIoT(モノのインターネット)関連事業に加えて、メタバース、デジタルコンテンツ、暗号資産分野などを新たな収益の柱に据えており、スケブを傘下に迎えることでデジタルコンテンツ分野の強化が可能と判断した。

株式交換ではスケブ1株に対してネクスグループ714.28株と1万5384.62円を割り当て、対価としてネクスグループ株式928万5640株と2億60円を交付する。実行予定日は2024年7月1日。

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