M&A NEWS

2023/11/08

富士ソフト<9749>、子会社の富士ソフトサービスビューロ<6188>をTOBで完全子会社化

富士ソフトは8日、現在57.93%の株式を保有する連結子会社の富士ソフトサービスビューロの完全子会社化を目的に、TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付代金は約33億5300万円。DX(デジタルトランスフォーメーション)をはじめとする業務改革やビジネス革新におけるデジタル技術活用の拡大、人手不足を背景とした生産性向上・業務効率化・自動化のための戦略的なシステム投資需要の増加といった顧客ニーズに対応するのが狙い。

富士ソフトサービスビューロは本TOBに賛同し、株主に応募を推奨している。TOB成立後に、同社の東証スタンダード市場での上場は廃止される見通し。富士ソフトサービスビューロ株の買付価格は1株につき615円。TOB公表前日の終値418円に 47.13%のプレミアムを加えた。買付予定数はTOBで取得できる上限の545万3393株。下限は113万2800株で、これを下回る場合は応募株券全部を買い付けない。

買付期間は 11月9日から12月21日までの30営業日。決済の開始日は12月28日。公開買付代理人はSMBC日興証券。

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