M&A NEWS

2022/12/06

ティーケーピー<3479>、レンタルオフィス事業の台湾子会社「台湾リージャス」を元の所有者IWGに譲渡

ティーケーピーは、レンタルオフィス事業を手がける台湾子会社の臺北雷格斯企業管理諮詢股份有限公司(台湾リージャス、台北市)の全株式を、レンタルオフィスの世界的企業であるスイスIWG傘下のルクセンブルクIWG Group Holdings Sarlに譲渡することを決めた。ティーケーピーは2019年にアジアでの事業展開の足掛かりとするため、台湾リージャスを傘下に収めた。しかし、コロナ禍の影響や台中関係の緊張などを受け、台湾での事業展開に地政学的な課題が発生していたという。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2023年2月1日。

台湾リージャスの売却に伴い、2023年2月期決算に17億2500万円の特別損失(子会社株式譲渡損と事業整理損)を計上する。

台湾リージャスは2012年に、「Regus」「SPACES」「HQ」のブランドでレンタルオフィス事業を始めた。ティーケーピーは2019年にIWGから台湾リージャスを買収したが、今回、IWGが台湾リージャスを買い戻す形となる。

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