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2022/10/31

商船三井<9104>、コンテナターミナル事業の米国子会社「ITI」の全株式を2社に譲渡

商船三井は、米国子会社でコンテナターミナル事業を運営する持ち株会社インターナショナル・トランスポーテーション(ITI、カリフォルニア州。売上高748億円、営業利益94億1000万円、純資産328億円)の全株式を2社に譲渡することを決めた。譲渡先は明らかにしていない。このうち1社に株式49%を約1364億円(約9億5000万ドル)で2023年1月に譲渡する予定。もう1社には残る株式51%を同2月に譲渡するが、金額は非公表。

商船三井は日本郵船、川崎汽船の3社で設立したコンテナ船事業の統合会社「オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)」が2018年に営業開始したのに伴い、コンテナターミナル事業をめぐる戦略見直しを進めており、今回のITI譲渡もその一環。

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