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2022/09/20
香港投資ファンドのオアシス・マネジメント、レーサム<8890>をTOBで子会社化
香港投資ファンドのオアシス・マネジメントは20日、レーサムに対してTOB(株式公開買い付け)を行い、子会社化すると発表した。レーサム前会長の田中剛氏の資産管理会社で筆頭株主のPower One(東京都千代田区)が所有する全株式64.21%の取得が目的。買付代金は312億円。レーサムはTOB成立後も東証スタンダード市場への上場を維持する見通し。レーサムはTOBに賛同している。
買付主体はオアシス傘下のRays Company (Hong Kong) Limited。買付価格は1株につき1700円で、TOB公表前営業日の終値1577円に7.8%のプレミアムを加えた。買付予定数はPower Oneが所有する1836万4300株(上限・下限も同数)。
買付期間は9月21日~11月4日。決済の開始日は11月11日。公開買付代理人は三田証券。
レーサムは1992年に収益不動産による資産運用と資産形成コンサルティングを目的にレーサムリサーチとして設立。2008年に現社名に変更した。2004年にジャスダック市場に上場(2022年4月に東証スタンダード市場に移行)。同社前会長の田中氏は1992年の会社設立時から2018年まで社長を務めた。
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