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2021/08/02
日本アジアグループ<3751>、傘下の国際航業とJAG国際エナジーを米カーライルに譲渡
日本アジアグループは完全子会社で航空測量大手の国際航業(東京都千代田区。売上高384億円、営業利益13億5000万円、純資産204億円)、再生可能エネルギー事業のJAG国際エナジー(同。売上高79億2000万円、営業利益9億900万円、純資産108億円)の両社の全株式を、米投資ファンドのカーライル・グループに譲渡することを決めた。木材産業育成など森林活性化事業に経営資源を集中する一環。最終的な譲渡価額は合計約585億円(うち国際航業分は約234億円)。譲渡予定日は2021年9月7日。
日本アジアグループは旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)によるTOB(株式公開買い付け)成立に伴い、8月6日付でシティの傘下に入ることになっている。
日本アジアグループをめぐっては昨秋、同社経営陣がMBO(経営陣による買収)による株式の非公開化を計画したが、不調に終わった。今年2月にシティが日本アジアに仕掛けたTOBは敵対的TOBに発展した末に、シティ側がTOBを撤回。さらに4月末にはシティが再度、TOBを開始したが、今度は日本アジアもTOBへの賛同に転じ、7月末にTOBが成立。シティは約75%(共同保有分を含む)を取得した。
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