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OATアグリオは、農業資材関連メーカーのスペイン企業2社を子会社化することを決めた。

子会社化するのはLIDA Plant Research,S.L.（LIDA、バレンシア。売上高9億1500万円、純資産11億1000万円）と、CAPA ECOSYSTEMS,S.L.U.（CAPA、同。売上高1億9100万円、純資産2億1600万円）で、両社は天然の防除資材、肥料、バイオスティミュラント（植物の免疫力向上剤）の開発、製造を手がける。OATアグリオもほぼ同様に、防除や施肥潅水、バイオスティミュラントを中心に農業資材や栽培技術の提供を主力とする。OATアグリオはスペイン2社を取り込むことにより、事業構成を拡充するとともに、販売網の相互活用など相乗効果を期待している。

LIDA、CAPAは経営者が同じでいずれも全株式を保有。OATアグリオはLIDAの75％、CAPAの76％の株式を取得して子会社とする。

取得価額は非公表。取得予定日は2018年6月末。