M&Aニュース
M&A NEWS
2017/09/29
リョービ<5851>、パワーツール事業と関連会社を京セラ<6971>に譲渡
リョービは、電動工具や園芸用機器などのパワーツール事業と関連会社を京セラに譲渡すると発表した。パワーツール事業の売上高は160億円。譲渡対象はほかに、子会社でパワーツールの販売を手がけるリョービ販売(名古屋市。売上高132億円、営業利益3億8200万円、純資産11億7000万円)の全株式と、中国法人の利優比(大連)机器有限公司(遼寧省大連市。売上高90億8000万円、営業利益4億3700万円、純資産58億7000万円)の持分66.6%。それらを会社分割により新会社に移管したうえで、同新会社の株式80%を京セラに譲渡する。
リョービは1968年にパワーツール事業を開始し、国内市場では一定のシェアを維持してきた。しかし、2000年代に入り欧米や豪州の対象事業を譲渡して以降は自社ブランドではなくOEM(相手先ブランドによる生産)生産に限られてきた。単独での事業展開ではなく、海外に販売網がある京セラと連携するのが最善と判断した。今後は、ダイカスト事業や建築用品事業に経営資源を集中させるが、新会社の株式20%は保有する。
譲渡価額は非公表。譲渡は2018年1月中を予定している。
関連情報
M&A案件情報「SMART」SMART
譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。
ご成約インタビューINTERVIEW
-
INTERVIEW No.125
想いを繋ぐバトン
オンリーワン技術が織りなすTakeda Worksと櫻製作所の未来- #後継者不在
- #事業拡大
- #従業員雇用
- #老舗
- #製造業
-
INTERVIEW No.124
震災を乗り越え、地域医療を未来へ繋ぐ
~医療法人財団愛生会 浜野介護医療院の事業承継~- #後継者不在
- #地方創生
- #戦略的M&A
- #従業員雇用
- #介護・医療