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大建工業はニュージーランド子会社を通じて、MDF（中質繊維板）を製造・販売する現地のDongwha New Zealand Limited（売上高78億円、営業利益7億5100万円、純資産15億2000万円）の全株式を取得し子会社化することを決めた。取得価額は非公表。取得予定は2017年12月下旬。

Dongwhaは1993年設立で、表面性・加工性に優れた針葉樹系MDFを製造し、ニュージーランドのほか、北米やアジアでも販売している。大建工業はサステナブルな素材を製造・販売するエコ事業を主力としている。中核となるMDFの需要が国内外で拡大傾向にあることから、Dongwhaを子会社化することで製品・販売の両面で競争力強化を進める。