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第一中央汽船は、東京電力向け石炭専用船輸送事業とパナマ子会社で外航船舶貸渡事業を手がけるTDC SHIPPING S.A.（売上高18億1000万円、営業利益2億8100万円、純資産300万円）の全株式を商船三井に譲渡すると発表した。第一中央汽船は商船三井の持ち分法適用関連会社。譲渡価額は合計2億3000万円（うちTDCの株式譲渡価額は300万円）。事業譲渡予定は2015年5月中旬から下旬。株式譲渡予定日は2015年5月13日。

第一中央汽船はTDCに対して32億3000万円の貸付金があるほか、TDCが金融機関から借り入れている97億4000万円にかかる連帯保証債務も負っている。今回の譲渡に伴い、TDCへの貸付金の弁済を受けるほか、TDCの連帯保証債務の全額も免除される。