M&A NEWS

2014/12/05

伊藤忠商事<8001>、精米卸販売の大阪第一食糧をTOBで完全子会社化へ

伊藤忠商事は子会社を通じて、持ち分法適用会社(所有割合48.92%)で精米の卸販売を手がける大阪第一食糧(大阪市)を完全子会社化すると発表した。TOB(株式公開買い付け)を実施し、残りすべての株式取得を目指す。

伊藤忠商事は2013年2月に大阪第一食糧を持ち分法適用会社化。米穀業界は少子高齢化による販売数量の低下や過剰在庫などにより厳しい市場環境が続いていることから、両社は協力体制を強化しコスト削減や競争力向上を図ることにした。

買付価額は1株5万2000円。買付予定数は8351株で、上限・下限は設定していない。買付価額は4億3400万円。買付期間は12月8日から1月27日まで。決済の開始日は2月4日。

関連情報

M&A案件情報「SMART」SMART

譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。