M&Aニュース
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2011/08/08
米電子部品大手アローグループ、チップワンストップ<3343>をTOBにより完全子会社
チップワンストップは、アロー・チップワンストップ・ホールディングス(東京都中央区)が同社に対して実施するTOB(株式公開買い付け)に賛同すると発表した。アロー・チップワンストップは米国電子部品販売大手のアロー・エレクトロニクス・インク(アロー、ニューヨーク州)の日本法人アロー・エレクトロニクス・ジャパンが出資する買付目的会社。買付総額は最大で最大70億5000万円。
筆頭株主で25.69%を保有する図研と第2位の株主で17.26%を保有するチップワンストップ代表取締役社長の高乗正行がTOBへの応募に合意している。
アローはチップワンストップを完全子会社化することで、同社がアローの幅広い顧客・仕入先基盤、経営能力を効率的に利用することが可能になると判断した。また、アロー本体についても、チップワンストップと共同で顧客開拓や商品サービス開発を進めることで事業拡大を期待している。
買付期間は2011年8月9日から9月20日まで。買付価格は1株あたり22万円で、公表前営業日の終値7万9900円に対して175.34%のプレミアムを加えた。買付予定数は3万2077株で、その約66.7%に相当する2万1396株を下限としている。
完全子会社化を目的としており、チップワンストップは上場廃止となる予定。
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