M&Aニュース
M&A NEWS
2010/11/05
日本製粉<2001>、オーケー食品工業<2905>をTOBで子会社化
日本製粉は、オーケー食品工業に対しTOB(株式公開買い付け)を実施し子会社化することを決めた。株式所有割合(議決権ベース)を現在の33.4%から51.0%に引き上げる。買付金額は最大8億200万円。オーケー食品はTOBに賛同を表明しており、TOB成立後もジャスダックへの上場は維持する。
オーケー食品は九州を地盤とする業務用油揚げ大手。日本製粉は2003年に資本業務提携を締結、2005年には株式を追加取得して持ち分法適用会社にした。食品市場の規模縮小や原材料価格の変動など食品メーカーを取り巻く事業環境は大きく変化しており、両社は連携を強めて経営基盤の強化を図る。日本製粉は新規事業領域へ進出を目指すほか、中食・外食用食材事業分野の拡大や調理食品事業の拡充、大豆関連事業とのコラボレーションといったシナジー(相乗効果)創出を期待している。
TOBの買付価格は1株当たり123円。TOB公表前営業日の対象株式の終値94円に対し30.85%のプレミアムを加えた。買付予定数は最大652万4000株。買付期間は2010年11月8日から12月20日まで。決済の開始日は12月28日。
関連情報
M&A案件情報「SMART」SMART
譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。
ご成約インタビューINTERVIEW
-
INTERVIEW No.123
PINECONEが語るM&A戦略:
「地味に尖った」企業への共感と未来への継承- #成長戦略
- #戦略的M&A
- #事業投資
- #投資ファンド
-
INTERVIEW No.122
代表社員1人、アパートメントホテルが、JR北海道グループ入り:
BASE JAPAN元代表社員 山中利浩氏 × あすか税理士法人 九里圭耶氏 インタビュー- #創業者
- #成長戦略
- #地方創生
- #ベンチャー
- #ホテル・旅館