M&Aニュース
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2009/02/10
ファーストエスコ<9514>、電力小売事業と関連子会社3社をファンドへ売却
ファーストエスコは、電力小売事業を会社分割により分社化し、その新会社(F-Power、東京都中央区)の全株式を譲渡する方向で検討を開始したと発表した。対象事業の直近の売上高は61億3000万円、営業利益は△2億3800万円。
さらに、発電子会社3社もF-Powerへの譲渡を検討する。3社はフェスコパワーステーション群馬(群馬県太田市。売上高4億2500円、営業利益1200万円、純資産500万円)と中袖クリーンパワー(東京都中央区。売上高35億7000万円、営業利益△4500万円、純資産△1億2400万円)、新潟ニューエナジー(東京都中央区。売上高0円、営業利益△800万円、純資産△200万円)。
ファーストエコは木質バイオマス発電所で作り出したエネルギーを販売してきた。しかし、燃料費高騰により発電原価が上昇したことや電力需要が低迷し取引価格が下落したことで、多額の事業損失が発生。電力需要の早期回復は困難と判断し、電力小売事業を切り離し、省エネルギー支援サービス事業とグリーンエナジー事業に経営資源を集中させることにした。
譲渡価額はF-Powerが1000万円で、3社は各1円。譲渡予定日は2009年4月1日。
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