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2009/01/14
日立製作所<6501>、日立工機<6581>をTOBで子会社化
日立製作所は、日立工機に対して子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施することを決議した。日立工機はTOBに賛同の意見を表明しており、TOB成立後も上場を維持する。
日立製作所は現在、間接保有分と合わせて日立工機の発行済み株式数の32.05%を保有している。TOBは議決権の過半数を取得することを目指しており10.13%を買い付けの上限に設定している。日立工機は電動工具が主力で、グローバルな事業展開を成長の基盤と位置づけ、営業力・製品開発力、収益力、コスト競争力などの強化を図っている。日立製作所は今回の子会社化により、グループ全体で強化している世界四極体制の機能、研究開発面、知的財産権、資金面、日立ブランドのグローバル展開などで協力を行い事業の強化を図る。
TOBの買付価格は1株あたり1300円。TOB公表前営業日である2009年1月13日の対象株式の終値740円に対して75.7%のプレミアムを加えた。TOBの買付予定数は1247万3000株で、買付額は最大162億1500万円。
公開買付期間は2009年1月26日から3月9日まで。決済の開始日は3月16日。
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