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2022/07/14

森永乳業<2264>、パキスタンで育児用調製粉乳を製造する合弁会社NutriCo Morinagaを子会社化

森永乳業は、パキスタンで育児用調製粉乳を製造する合弁会社NutriCo Morinaga (Private) Limited (カラチ。売上高81億6000万円、営業利益7億5200万円、純資産37億8000万円)の株式33.27%を追加取得し、子会社化することを決めた。現在17.73%の持ち株比率を51%とする。アジア圏における育児用ミルク事業の拡大戦略の一環。パキスタンは世界第5位の人口を抱え、今後も人口増加が見込まれている。取得価額は約76億9500万円。取得日は未確定。

森永乳業は1978年からパキスタン向けに育児用調製粉乳の輸出を始め、同国で40年を超える事業実績を持つ。長年の輸出を通じて、森永乳業ブランドも浸透している。2017年には合弁会社NutriCo Morinagaを設立し、現地生産に乗り出した。次のステップとしてNutriCo Morinagaの経営権を獲得することで、パキスタン市場の深耕促進につなげる。

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