M&Aニュース
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2022/07/11
パン・パシフィック・ インターナショナルホールディングス<7532>、カネ美食品<2669>にTOB
パン・パシフィック・ インターナショナルホールディングスは11日、東証スタンダード市場に上場している持ち分法適用関連会社のカネ美食品の株式をTOB(株式公開買い付け)で買い増すと発表した。パン・パシフィックは現在、27.02%のカネ美食品株を保有しているが、ファミリーマート<8028>が保有する11.83%の株式を取得する。TOB後もカネ美食品の上場は維持する。
カネ美食品は2017年7月にユニー・ファミリーマートホールディングスの子会社となった。しかし、パン・パシフィック・ インターが同11月にファミリーマート所有のユニ株40%、2019年1月には60%の株式を取得して、ユニーを完全子会社化している。ファミリーマートが所有するカネ美食品株を、元々の親会社であるユニーを買収したパン・パシフィック・ インターが引き取ることにした。
買付価格は1株につき2713円で、TOB公表前営業日の終値2774円に2.20%のディスカウントプレミアム。買付予定数の下限は114万5061株、上限は120万2314株。上限まで買い付けると、パン・パシフィック・ インターの持ち分は39.44%となる。買付代金は約32億6000万円。買付期間は7月12日から8月9日までの20営業日。決済開始日は8月16日。公開買付代理人はSMBC日興証券。
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