M&Aニュース
M&A NEWS
2022/05/27
旭化成<3407>、半導体などの露光工程で使われるフォトマスク用保護膜事業を三井化学<4183>に譲渡
旭化成は、半導体や液晶パネルの露光工程で使われるフォトマスク用ペリクル(保護膜)事業を三井化学に譲渡することを決めた。フラットパネルディスプレー(FPD)製造用と、半導体・LSI(大規模集積回路)製造用の小型ペリクルを主に取り扱うが、競争力の向上や高精細化などに向けて一層の技術開発・追加投資が継続的に必要となることから、今後の事業のあり方を検討していた。譲渡価額は74億円。譲渡予定日は2022年7月1日。
譲渡先の三井化学はペリクル市場の大手で、EUV(極端紫外線)露光用でもトップクラスの実績を持つ。同社はペリクル事業をIoT(モノのインターネット)材料の中心製品の一つに位置付け、能力増強などに取り組んでいる。
こうした中、旭化成と三井化学の思惑が一致。旭化成は今後の事業運営を三井化学に委ねることにしたもので、同事業に関連する子会社の旭化成EMS(東京都千代田区)についても全株式を譲渡する。
関連情報
M&A案件情報「SMART」SMART
譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。
ご成約インタビューINTERVIEW
-
INTERVIEW No.82
アジアの連ドラを日本に根付かせたコンテンツ配給会社
経営基盤を固め、事業の成長を加速させるために
上場大手投資会社と資本提携- #創業者
- #成長加速
- #戦略的M&A
- #投資ファンド
- #娯楽・スポーツ
-
INTERVIEW No.81
競合の少ない領域で独自技術を確立し、
経営を安定させて大手にM&A
創薬分野の起業家が語るM&A戦略- #創業者
- #事業拡大
- #戦略的M&A
- #セカンドライフ
- #介護・医療