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2022/05/02

スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>、ゲーム開発の海外2社とソフト資産の一部をスウェーデンEmbracer Groupに譲渡

スクウェア・エニックス・ホールディングスは、米国とカナダにある傘下のゲーム開発スタジオ2社の全株式とゲームソフトに関する一部IP(知的財産権)を、スウェーデンのゲーム大手Embracer Group AB(カールスタード)に譲渡することを決めた。デジタルエンターテインメント領域での選択と集中の一環で、ブロックチェーン(分散型台帳)、AI(人工知能)、クラウド関連の投資を進め、新規事業の立ち上げを加速する。譲渡価額は3億ドル(約389億円)。譲渡予定は2022年7~9月中。

譲渡するゲーム開発スタジオは米CRYSTAL DYNAMICS, INC.(カリフォルニア州。売上高119億円、営業利益5億300万円、純資産7億4600万円)、カナダEIDOS INTERACTIVE CORP.(モントリオール。売上高100億円、営業利益4億1100万円、純資産30億4000万円)。一方、譲渡するIPは「TOMB RAIDER(トゥームレイダー)」、「Deus Ex(デウスエクス)」、「Thief(シーフ)」、「Legacy of Kain(カインの伝説)」などの各シリーズ。

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