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2022/04/12

トライステージ<2178>、MBOで株式を非公開化

トライステージは12日、MBO(経営陣による買収)で株式を非公開化すると発表した。米投資ファンドのベインキャピタルと組んで、TOB(株式公開買い付け)を実施し、約77%の株式を取得する。買付代金は最大109億9700万円。主力のテレビ通販事業を取り巻く環境が視聴者数の減少などで厳しさを増す中、株式市場からの短期的な収益改善圧力に左右されることなく、成長分野のWeb事業の強化や新規サービスの拡充など構造改革を推し進めるには非公開化が望ましいと判断した。TOBが成立すれば、トライステージの東証グロースへの上場は廃止となる。

TOB主体はベインキャピタルが設立したBCJ-60(東京都千代田区)。買付価格は1株につき565円で、TOB公表前日の終値339円に66.67%のプレミアムを加えた。買付予定数は1946万5339株。下限は所有割合43.66%にあたる1097万1300株。買付期間は4月13日~6月10日。決済の開始日は6月16日。公開買付代理人はSMBC日興証券。

トライステージの創業者で26.15%を所有する筆頭株主の丸田昭雄取締役ファウンダー、8.32%を所有する第3位株主の妹尾勲会長はそれぞれ全株式をTOBに応募する。23.01%を所有する第2位株主の双日はTOBに応募しないが、TOB成立後にトライステージが実施する自社株取得に応じて1株482円で全株式を売却する。

その後、丸田氏と双日はトライステージを100%子会社とするベインキャピタルの傘下企業に再出資する。再出資比率は丸田氏が23%、双日が10%。

トライステージは2006年に設立し、テレビ通販を中心にダイレクトマーケティング支援事業を手がけてきた。2008年に東証マザーズ(現東証グロース)に上場した。

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