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2016/10/20
昭和電工<4004>、黒鉛電極事業のドイツSGL GE Holdingを子会社化
昭和電工は、ドイツの大手炭素・黒鉛製品メーカーSGL Carbon SE(ヘッセン)傘下で黒鉛電極事業を展開するSGL GE Holding GmbH(マイティンゲン。売上高431億円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。鉄鋼需要の低迷や競争激化で厳しい事業環境が続く中、SGL GE Holdingを買収することでコスト競争力を高めるのが狙い。取得価額は約156億円。取得は2017年央の予定。
SGL Carbonはグループ内の黒鉛電極事業を営む各子会社の持ち株会社として、2015年にSGL GE Holdingを設立した。製造拠点をドイツ、オーストリア、スペイン、アメリカなど6カ所に保有し、従業員は約900人。昭和電工はこれまで主にアジア、米国の2地域から黒鉛電極を供給してきたが、SGL GE Holdingの取得により欧州を含む世界全域をカバーすることになる。黒鉛電極は鉄スクラップを溶解し鋼を生産する電気製鋼炉の電極として使用されている。
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