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ランドは、投資会社のEVO FUND（ケイマン諸島）を割当先とする第三者割当増資を実施し、同社の傘下に入ることを決めた。A種種類株式と新株予約権を割り当て、約33億円を調達する。ランドは2012年12月に金融商品取引法違反の疑いで証券取引等監視委員会や神奈川県警から調査を受け、開発案件の中止などにより、厳しい経営環境にある。調達した資金は契約締結済みの不動産案件の決済資金などに充て、財務基盤の立て直しを図る。第三者割当増資の払込期日は2016年6月1日。

A種種類株式が全て転換された場合の持ち株比率は42.57％、新株予約権が全て行使された場合の持ち株比率は74.78％となる。なお、ランドが管理銘柄、整理銘柄に指定された場合を除き、議決権割合を33.3％以下に制限する特約を定める予定という。