M&A NEWS

2013/08/08

ワイズマン<3752>、経営陣によるTOBで非公開化へ

NMホールディングス(東京都千代田区)は、ワイズマンに対して完全子会社化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施することを決議した。NMホールディングスはワイズマンの代表取締役会長の南館伸和氏が代表取締役を務めており、現経営陣による公開買い付け(MBO)となる。ワイズマンはTOBに賛同の意見を表明しており、TOB成立後は上場廃止となる。

ワイズマンは、コンピューターシステムの開発・販売を手がけ、介護施設向けの福祉情報システム事業や病院向けの医療情報システム事業を中心に展開している。介護・医療市場は今後競争がますます厳しくなることが予想され、競争力の維持・向上のため商品力と営業力の強化、新規事業への先行投資などを図るため、株式を非公開化し、意思決定の迅速化と施策の実行力を強化する。

TOBの買付価格は1株あたり500円。TOB公表前営業日である2013年8月7日の対象株式の終値3万7600円に対して33.0%のプレミアムを加えた。買付期間中に1株につき100株の株式分割を行う。

TOBの買付予定数は369万9900株(下限は257万5500株)で、買付額は最大約18億4000万円。

公開買付期間は2013年8月9日から10月9日まで。

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