M&Aニュース
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2021/09/30
韓国NAVERの子会社、イーブックイニシアティブジャパン<3658>をTOBで子会社化
イーブックイニシアティブジャパンは30日、同社に対して韓国のインターネット企業NAVER
CorporationがTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。イーブックはZホールディングス傘下のヤフーが43.18%の株式を持ち、連結子会社としている。NAVERはTOBでヤフー以外の一般株主から残りの56%余りを取得する。買付代金は最大約159億円。イーブックはTOBに賛同している。TOBが成立すれば、同社の東証1部への上場が廃止となる見通し。
買付主体はNAVER子会社で漫画アプリ「LINEマンガ」を運営するLINE Digital Frontier(東京都新宿区)。イーブック株の買付価格は1株につき4750円で、TOB公表前日の終値4510円に5.32%のプレミアムを加えた。
買付予定数は335万4482株。買付予定数の下限は所有割合23.48%にあたる132万8800株で、ヤフーと合わせて所有割合が3分の2以上になるように設定した。買付期間は10月1日~11月15日。決済の開始日は11月22日。公開買付代理人は野村証券。
イーブックは電子コミック配信の国内大手で、2021年3月期の売上高は299億円。TOB成立後、Zホールディングスとの三角株式交換などを通じて、LINE Digital Frontierは2022年3月頃をめどにイーブックを完全子会社化する予定。
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