M&A NEWS

2019/11/13

東芝<6502>、子会社の東芝プラントシステム<1983>をTOBで完全子会社化

東芝は子会社で発電設備を手がける東芝プラントシステム(横浜市鶴見区)に対して完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施することを決めた。東芝プラントシステムは本TOBに関して賛同の意見を表明するとともに、株主に応募するよう推奨する決議をした。東芝プラントシステムの上場は廃止される見通し。

現在、東芝は完全子会社が保有する株を含め、51.51%の東芝プラントシステム株を保有している。完全子会社化により、営業・技術・品質・生産などのあらゆる分野での協力関係を強化し、両社の企業価値向上を狙う。

買付価格は1株2670円。公開日前日の終値(2103円)に対して26.96%、直近6カ月間の終値単純平均値(1924円)に対して38.77%のプレミアムを加えた。買付予定株数は4883万7303株で下限は1636万6744株。買付代金は最大約1303億9000万円。買付期間は2019年11月14日から同12月25日。決済の開始日は2020年1月7日。公開買付代理人は野村證券。

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