M&A NEWS

2018/10/04

日本製紙<3863>、市販パルプ製造のカナダ子会社・大昭和丸紅インターナショナルを現地社に譲渡

日本製紙は、カナダで市販パルプの製造を手がける持分法子会社の大昭和丸紅インターナショナル(DMI、バンクーバー。売上高405億円、営業利益15億円、純資産266億円)の株式50%を、カナダの同業のMERCER INTERNATIONAL INC(バンクーバー)に譲渡することを決議した。これに伴い、関係会社株式売却損約60億円を特別損失として計上する。

日本製紙は1969年に丸紅と共同出資で製紙用原料である市販パルプの製造を目的にDMIを設立。北米やアジアで販売実績をあげてきた。今回、事業構造転換の観点から事業を見直した結果、DMIの株式を放出することにした。

取得価額は非公表。取得予定日は2018年11月30日。

関連情報

M&A案件情報「SMART」SMART

譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。