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大和ハウス工業は100％子会社の大和リース（大阪市）を通じて、駐車場運営や駐車場機器の開発・製造・販売を手がけるテクニカル電子にTOB（株式公開買い付け）を実施することを決めた。全株式を取得し、完全子会社化を目指す。買付金額は最大約17億7000万円。

大和リースは2013年にテクニカル電子株の約33％を取得して筆頭株主となった。今回、残る67％の株式を追加取得する。完全子会社化により、同社のコイン式駐車場の商品開発力、ノウハウを取り込み、大和ハウスグループの駐車場事業の拡大につなげる。

公開買付価格は1株につき3300円で、公表前営業日の終値2578円に対して28.01％のプレミアムを加えた。買付予定数は53万6917株で、下限は所有割合33.63％にあたる26万9700株。公開買付期間は2018年2月7日～3月22日。決済の開始日は3月28日。公開買付代理人はSMBC日興証券。