M&A NEWS

2015/11/25

駐車場綜合研究所<3251>、投資会社のアスパラントグループと組んでMBOで株式を非公開化

駐車場綜合研究所は、MBO(経営陣による買収)で株式を非公開化すると発表した。投資会社のアスパラントグループ(東京都港区)傘下のアスパラントグループSPC2号(東京都港区)がTOB(株式公開買い付け)を実施し、全株式の取得を目指す。買付代金は最大で25億7510万円。

買付価格は1株につき330円で、公表前営業日の終値257円に対して28.40%のプレミアムを加えた。買付予定数は780万3360株で、下限は所有割合66.67%にあたる520万2200株。買付期間は11月26日〜1月14日。決済の開始日は1月21日。

駐車場綜合研究所は1994年創業で、1998年設立。駐車場経営に関するコンサルティングや駐車場管理・運営事業を手がけ、2007年に東証マザーズ市場に上場した。2020年東京五輪の開催に向けた再開発案件の増加により市場規模の拡大が見込まれる一方、以降は消費税率・軽自動車税の引き上げや高齢化に伴う自動車需要の減少が懸念されている。こうした状況に対応した事業構造改革や経営基盤強化の推進には、株式の非公開化が最良の方策であると判断した。

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