M&A NEWS

2014/10/30

ダイフク<6383>、空港手荷物搬送システム事業のニュージーランドBCS Groupを子会社化

ダイフクは、空港手荷物・小荷物配送センターの仕分け搬送システム事業を展開するニュージーランドのBCS Group Limited(オークランド。売上高123億円、営業利益5億4500万円、純資産13億3000万円)の株式80%を取得し子会社化することを決めた。これまで実績が少ないアジア市場での顧客獲得と、世界規模での事業拡大が狙い。事業を迅速かつ効率よく拡大・強化するためBCSに注目し、買収交渉を進めていた。取得価額は非公表。取得予定は2014年12月。

BCSは1993年設立。空港手荷物搬送分野ではオセアニアで売上高トップで、世界の大手航空会社や空港を顧客に持つ。格安航空会社(LCC)が発展している東南アジア市場にも事業を拡大している。業界唯一の3D画像による、シミュレーター、テストツール、SCADA(システム監視などを行う制御システムの一種)の3機能を併せ持ったソフトウエアを独自開発し、ITを駆使したソリューション営業が強みという。

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