M&A NEWS

2014/07/31

アルフレッサ ホールディングス<2784>、第一三共<4568>傘下の医薬品原薬製造工場を取得

アルフレッサ ホールディングスは子会社を通じて、第一三共傘下の第一三共プロファーマ(東京都中央区)が保有する秋田工場(秋田市)を取得すると発表した。岡山製薬工場で製造する医薬品原薬の製造拠点として活用するほか、グループの原薬輸入販売事業との相乗効果を図り、医薬品製造事業の基盤を強化する。取得価額は非公表。取得予定日は2015年4月1日。

秋田工場は1981年操業開始で、医療用医薬品原薬の年間生産能力は約300トン。第一三共は今年9月に設立する新会社に秋田工場の事業を譲渡し、新会社の全株式をアルフレッサHD傘下のアルフレッサ ファーマ(大阪市)が取得する。

第一三共は、現在国内5カ所に原薬工場を保有するが、国内の生産体制を総合的に検討した結果、秋田工場をグループ外企業に譲渡することが最適と判断したという。現在、秋田工場で製造を受託している品目は、新会社のもとで引き続き製造を継続する。

関連情報

M&A案件情報「SMART」SMART

譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。