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2014/06/11

ルネサスエレクトロニクス<6723>、液晶用半導体製造のルネサスエスピードライバを米シナプティクスグループに譲渡

ルネサスエレクトロニクスは、子会社で液晶用半導体の製造・販売を手がけるルネサスエスピードライバ(RSP、東京都小平市。売上高417億円、営業利益89億4000万円、純資産119億円)を売却すると発表した。株式55%を電子部品製造の米国Synaptics Incorporated(カリフォルニア州サンホゼ)の子会社、スイスSynaptics Holding GmbH(シナプティクス ホールディングス、ツーク)に譲渡する。構造改革の一環。

RSPは2008年に合弁会社として独立し、スマートフォンやタブレットPC向け需要の増加を受け好調な業績を続けている。しかし、モバイル端末向け事業の強化を目指すシナプティクスから取得の申し入れがあり、売却を決めた。ルネサスエレクトロニクスは今後、「自動車」「産業・ネットワーク」「汎用」の3つの分野に注力する。

譲渡価額は未定。譲渡は2015年3月期第3四半期を予定。

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