M&A NEWS

2014/02/03

日本ペイント<4612>、中国・香港・シンガポール・マレーシアの合弁8社を子会社化

日本ペイントは、シンガポール塗料大手のウットラムと合弁で運営する中国、香港、シンガポール、マレーシアの8社に対する出資比率を51%に引き上げ、子会社化すると発表した。アジア事業強化の一環。取得価額は合計1033億円で、2014年2月3日から1年以内に取得する予定。

対象となるのは、塗料の販売・中国地域の統括会社の香港Nippon Paint (H.K.) Co., Ltd.(売上高981億円、営業利益50億1000万円、純資産202億円)、塗料の製造販売の中国Nippon Paint (China) Co., Ltd.(上海市。売上高454億円、営業利益32億5000万円、純資産155億円)、同Guangzhou Nippon Paint Co., Ltd.(広州市。売上高287億円、営業利益54億0000万円、純資産139億円)、同Nippon Paint (Chengdu) Co., Ltd.(成都市。売上高168億円、営業利益35億4000万円、純資産52億4000万円)、シンガポールNippon Paint (Singapore) Co., Pte. Ltd.、同Nipsea Technologies Pte. Ltd.、マレーシアPaint Marketing Co. (M) Sdn. Bhd.、同Nippon Paint (Malaysia) Sdn. Bhd.。

また、同時に日本ペイントはウットラムを引受先とする1023億円の第三者割当増資を実施する。間接保有分も含めたウットラムの実質的な持ち株比率は30.28%程度となる見込み。

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