M&Aニュース
M&A NEWS
2013/09/05
大塚ホールディングス<4578>、米バイオベンチャーのアステックスをTOBで買収へ
大塚ホールディングスは、傘下の大塚製薬(東京都千代田区)が子会社を通じ米国のバイオベンチャーのアステックス ファーマシューティカルズ インク(カリフォルニア州。売上高約82億8000万円、営業利益約△7億200万円、純資産約235億円)をTOB(株式公開買い付け)により買収すると発表した。アステックスの取締役会はTOBに賛同の意見を表明している。
アステックスは1991年に設立で、英国ケンブリッジにフラグメント分子設計創薬研究所、米国カリフォルニアに臨床開発部門を保有している。大塚製薬の財務資源と臨床開発能力を得ることで、がん領域のポートフォリオ、パイプライン、創薬能力の向上を目指す。大塚製薬は、アステックスを子会社化することで、がん領域のポートフォリオ拡充に加え中枢神経領域の創薬研究の強化も見込む。
TOBの買付価格は1株あたり8ドル50セント(約846円)。TOBの買付予定数は9490万株で、買付額は最大約882億円。下限は発行済み株式数の50%超に設定している。買付期間は最終合意日の2013年9月5日から10営業日以内に開始し、開始後20営業日で終了する予定。
関連情報
M&A案件情報「SMART」SMART
譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。
ご成約インタビューINTERVIEW
-
INTERVIEW No.82
アジアの連ドラを日本に根付かせたコンテンツ配給会社
経営基盤を固め、事業の成長を加速させるために
上場大手投資会社と資本提携- #創業者
- #成長加速
- #戦略的M&A
- #投資ファンド
- #娯楽・スポーツ
-
INTERVIEW No.81
競合の少ない領域で独自技術を確立し、
経営を安定させて大手にM&A
創薬分野の起業家が語るM&A戦略- #創業者
- #事業拡大
- #戦略的M&A
- #セカンドライフ
- #介護・医療