M&A NEWS

2013/06/13

シンプレクス・ホールディングス<4340>、米カーライル・グループと組んでMBOで株式を非公開化

シンプレクス・ホールディングスは、MBO(経営陣による買収)を実施し株式を非公開化すると発表した。米国投資ファンド、カーライル・グループの傘下企業がTOB(株式公開買い付け)を実施し、全株取得を目指す。買付代金は最大約255億円を見込む。

シンプレクスHDが主力とするシステム開発や受託システム開発事業は、主要顧客である国内の金融機関が集約化され、利益率の向上が難しい状況にある。また、アプリケーション・サービス・プロバイダー(ASP)事業についても長引くデフレ不況の影響で安定的な収益を見込める状況にはないことから、株式を非上場化し抜本的な構造改革を進めることにした。

買付価格は1株あたり4万5000円、公表前営業日の終値3万2600円に対して38.04%のプレミアムを加えた。買付予定数は61万6343株で、下限は所有割合66.71%にあたる39万3567株。買付期間は2013年6月14日から8月5日まで。決済の開始日は8月12日。

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