M&A NEWS

2013/03/26

三栄建築設計<3228>、シード<1739>をTOBと増資引き受けにより子会社化

三栄建築設計は、シードに対して連結子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。同時にシードが実施する第三者割当増資を引き受け、株式51.79%を取得する。取得価額は合計で1億5800万円。三栄建築設計はシードを傘下に取り込むことで、現在拠点の無い関西エリアでの事業拡大を図る。シードの取締役会はTOBに賛同を表明しているが、買付価格の妥当性については意見を留保している。シードは上場を維持する見通し。

シードの創業家一族とその資産管理会社(株式所有は合計42.82%)はTOBに応募することで合意している。買付価格は1株当たり2万500円。TOB公表前営業日終値4万2900円に対して52.21%ディスカウントした水準。買付予定数の上限は創業家一族とその資産管理会社が保有する5267株で、下限は設定していない。買付総額は1億797万3500円。買付期間は2013年3月27日から4月23日まで。決済の開始日は5月1日。

三栄建築設計を引き受け先とするシードの第三者割当増資の発行額は5019万3000円。払込予定日は5月1日。

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