M&Aニュース
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2012/11/26
経営不振のセレブリックス<2444>、MBOにより株式を非公開化
レッドオスカーキャピタルは、セレブリックスに対してTOB(株式公開買い付け)を実施し同社株式の非公開化を目指す。レッドオスカーキャピタルはセレブリックスの代表取締役社長江川利彦氏と取締役の高橋二郎氏が保有する会社で、買い付けはMBO(経営陣による買収)の一環。セレブリックスはTOBに賛同の意見を表明している。買付価額は1億6500万円。
買付期間は2012年11月27日から2013年1月15日まで。決済の開始日は2013年1月22日。買付価格は1株たり1310円で、公表前営業日の終値1260円に対して約4.0%のプレミアムを加えた。買付予定数は12万6999株で、下限は8万4666株。上限は設定しない。
セレブリックスは1998年5月に事業コンサルティング会社として設立。2005年5月に上場してからは営業コンサルティングや人材アウトソーシング事業に参入。しかし、買収した企業の業績悪化や金融危機の影響により財務内容が悪化。2012年3月期には債務超過に陥り、2013年3月末日までに債務超過を解消できなかった場合には上場廃止基準に該当する。そのため、株式を非公開化することで上場コストの削減を図り、抜本的な経営戦略の見直しを進めることにした。
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