M&A NEWS

2012/10/03

ゼンショーホールディングス<7550>、マルヤ<9975>をTOBで子会社化

ゼンショーホールディングスは、マルヤ(東証2部上場)をTOB(株式公開買い付け)により子会社化することを決議した。全株式の取得を目指しており、TOBの結果次第ではマルヤは上場廃止となる可能性がある。マルヤはTOBに賛同を表明している。

マルヤは埼玉や千葉で地域密着型のスーパー「マルヤ」を50店舗展開するが、競合他社との価格競争や個人消費の低迷により厳しい経営環境が続いていた。ゼンショーホールディングはマルヤを子会社化することで、商品供給や共同仕入れの実施、業務の効率化などにより業績の改善を図る。

TOBの買付価格は1株あたり150円。TOB公表前営業日の対象株式の終値113円に対して32.74%のプレミアムを加えた水準。
買付予定数は2317万8170株。買付数の下限(1159万3000株)を設定しており、応募が下限に満たない場合は全部の買い付けを実施しない。買付予定額は最大34億7600万円。
買付期間は、2012年10月4日から11月1日まで。決済の開始日は11月8日。

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