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山加電業は、マンション管理事業と管理業務委託事業を主力とする東京管理（東京都豊島区。売上高5億8900万円、営業利益2920万円、純資産3億3100万円）の全株式を取得し子会社化することを決議した。

山加電業は特定元方請負事業を主力とする。同事業は電気設備受注産業であるため、景気の影響を受け易い官公庁公共投資、電力設備投資、民間設備投資に左右される事業構造となっている。東京管理は2005年に独立法人都市再生機構（UR）の都内団地の現地管理事業を受託しはじめた。2011年には2万8000戸相当の管理を落札し、今後も入札機会に恵まれる状況とみられる。山加電業は東京管理を子会社化することにより、安定した収益の確保と事業拡大が期待できると判断した。

取得価額は3億4000万円。取得予定日は2012年2月28日。