M&A NEWS

2012/01/31

ベネッセホールディングス<9783>、持ち分法適用会社のアップ<9630>をTOBにより非公開化へ

ベネッセホールディングスは、持ち分法適用関連会社(所有割合15.13%)のアップに対してTOB(株式公開買い付け)を実施し同社株式を非公開化すると発表した。買付総額は80億9400万円。

アップは兵庫県西宮市を中心に、幼児から社会人までを対象とした塾や総合教育サービスを提供している。ベネッセは2010年12月に同社を持ち分法適用会社化。顧問に招へいしたアップ創業者で取締役会長の木下雅勝氏はベネッセグループの通信教育事業や学習塾事業などで助言を提供している。両社は今後サービスや人材などの経営資源を相互活用するためには同じグループとなる必要があると判断し、アップの株式を非公開化することで合意した。

買付期間は2012年2月1日から3月13 日までを予定している。決済の開始日は3月21日。買付価格は1株あたり1050円で、公表前営業日の終値546円に対して92.3%のプレミアムを加えた。買付予定数は770万8813株で、下限は427万2418株を設定。

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