M&A NEWS

2011/08/30

立飛企業<8821>、MBOにより非公開化へ

立飛企業は、MBO(経営陣による買収)により株式を非公開化すると発表した。代表取締役社長である村山正道氏が代表取締役を務めるレヴァーレ(東京都中央区)が同社に対してTOB(株式公開買い付け)を実施する。買付総額は519億円。立飛企業は上場廃止となる。

同日付で、兄弟会社の新立川航空機<5996>も同じくMBOを発表している。両社は経営戦略の一環として両社が所有する立川市の不動産について再開発を計画。もともと一つの会社であった両社が別々のコンセプトで再開発するするのではなく一体的に開発を進めることで相乗効果が得られるほか、長期に及ぶ再開発で収益力の減退が予想されることから、株式の非公開化が最善と判断した。

買付期間は2011年8月31日から10月19日まで。決済の開始日は10月26日。買付価格は1株あたり6300円で、公表前営業日の終値4010円に対して約57.11%のプレミアムを加えた。買付予定数はいては824万7941株。

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