M&A NEWS

2011/08/12

ヤマダ電機<9831>、エス・バイ・エル<1919>をTOB、第三者割当増資で子会社化

ヤマダ電機は、エス・バイ・エルを連結子会社化すると発表した。同社に対してTOB(株式公開買い付け)を実施し40.00%から50.44%の株式取得を目指す。買付総額は最大52億7000万円。
その後、エス・バイ・エルが実施する第三者割当増資を引き受ける。筆頭株主で投資ファンドのユニファイド・パートナーズ(東京都中央区)は所有する40.00%についてすべて応募する。

ヤマダ電機は、推進する「スマートハウス」ビジネスの展開には、エス・バイ・エルの戸建住宅のノウハウが有用と判断。営業力の強化にもつながることから子会社化することとした。

買付価格は1株あたり62円で、公表前営業日の終値57円に対して8.77%のプレミアムを加えた。買付予定数の上限は8500万株(50.44%)で、下限は6740万株(40.00%)。TOBが下限で成立し第三者割当増資が完了した場合の所有割合は50.43%(議決権ベース)、上限で成立した場合には59.10%(同)となる。 買付期間は2011年8月15日から10月4日まで。決済の開始日は10月12日。

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