M&A NEWS

2011/07/29

マスプロ電工<6749>、MBOにより非公開化

マスプロ電工は、MBO(経営陣による買収)により株式を非公開化すると発表した。端山佳誠社長が代表を兼務するはしやま(名古屋市)がTOB(株式公開買い付け)を実施し全株取得を目指す。地上デジタル放送への移行をはじめとする外部環境の変化に迅速に対応するため、上場廃止で株価や短期的な財務悪化にとらわれない事業改革を断行するのが狙い。買付代金は最大で約172億円となる見込み。

買付価額は1株あたり1070円で、前日終値640円に対し67.1%のプレミアムを加えた。買付予定数は1608万9661株で、下限は所有割合52.72%にあたる1072万6400株。買付期間は2011年8月1日から9月12日まで。決済の開始日は9月20日。

MBOが成立した場合は、公開買付者のはしやまを消滅会社、対象者のマスプロ電工を存続会社とする吸収合併を実施する。

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